大容量のiSCSI対応ストレージでコスト削減

CASE: 株式会社れいめい様

大容量のiSCSIストレージで、顧客ニーズにマッチしたデータ管理サービスを実現

株式会社れいめいは創業以来70年以上に渡って、時代と共に刻々と変わる印刷及び写真を中心とした顧客ニーズに柔軟に対応して来ました。 近年では、デジタル化やマルチメディア対応・オンデマンド対応と言ったITを積極的に利用したサービスも行なっています。 また、従来のサービスの範囲にとらわれず、自分たちが提供可能なサービスを模索し続けています。

この5月からサービスを開始した印刷用データ管理のサービスも、従来はお客様が直接ソリューションを提供するベンダーと契約し、 システムを構築し運用していましたが、契約の更新に伴い管理システムのアウトソーシングを含めたシステムの刷新を検討した事がきっかけでした。

社内向けに利用していたシステム構成を応用し、顧客向けデータ管理サービスを立ち上げ

れいめいでは1年程前に仮想サーバーにTS-859U-RPをiSCSIで接続し、データ管理を行うシステムを社内システムとして運用していました。 このシステムと同様、仮想サーバーに顧客向けの専用ストレージを接続してシステムを構築すれば、顧客向けにデータ管理サービスが提供できると考え、新たにサービスを立ち上げる事としました。

プロジェクトをリードしたICT事業部部長の富澤氏とシステム担当の佐藤氏に導入時の状況をお話いただきました。

株式会社れいめい様 構成図

株式会社れいめい様 構成図(クリックで拡大)

『従来からデータ管理ソリューションを展開しているベンダーのシステムは、堅牢性重視で大手ベンダーの冗長性の高いサーバー・ストレージを採用していました。 そのためサービスの料金も非常に高く、新規に参入するチャンスがあると考えました。 QNAP Turbo NASは社内システムとして既に実績があり、顧客要求に十分対応できる事がわかっていましたし、 ストレージのコストは大幅に削減できます。印刷用のデータは、一つ一つのファイルの容量が大きく、使用するストレージも大容量の物が必要となります。 今回のご要求は20TB以上と言う事でしたが、TS-1270U-RPに3TB HDDを12台搭載し、RAID 6で30TBの容量を確保しました。』(富澤氏)

『iSCSIが利用可能で、コストを抑えることのできるストレージは、QNAP Turbo NAS以外にもいくつかありますが、国産のNASでは仮想化の対応と性能の面で不十分でしたし、 他の海外製品は代理店のサポートに不安が残りました。フォースメディアのHDD搭載モデルはHDDまで保証の範囲を拡げてくれるだけでなく、 先出しセンドバック保守にも対応しており、安心して使用する事ができます。』(佐藤氏)

『現在、システムはまだ稼働し始めたばかりですが、同様のニーズを持つお客様にサービスを展開して行きたいですし、これからもお客様の様々な要求に応えて行きたいと考えています。 サービス拡張の際にはデータ用の大容量ストレージの追加が必要になりますが、QNAP Turbo NASはラインナップも豊富で容量面・性能面でお客様のニーズに柔軟に対応して行けると考えています。 また、サービスの拡大に伴ってネットワーク帯域の逼迫を想定しており、ネットワーク環境の改善を考ええいますが、QNAP Turbo NASは10Gbイーサネットにも対応しており、安心して使用する事ができそうです』(富澤氏)

株式会社れいめい様 Webサイト

製品についてのお問い合わせ