こだわるべきドライブの選択 SSD編

高い信頼性と多数の同時アクセス処理に対応

SASは、従来からのSCSI(Small Computer System Interface)を発展させた規格となり、インターフェースはデータの送信と受信を同時に行える全二重で通信を行います。 これにより複数の同時アクセスが発生しても接続されたストレージデバイスの状態に合わせてデータが転送が行われるので高い信頼性を確保できます。 特にアクセスが多いデータベースや仮想化などの環境において有利となります。ディスク容量はSATAと比較すると小さくなります。


SASドライブの常時稼働について


SASドライブは、24時間/365日の常時稼働を前提とした設計品質を確保しており、常時稼働に求められる最高レベルの信頼性を期待することができます。


MTBF(Mean Time Between Failure)について


MTBFとは、「平均故障間隔」を示す数値で、HDDが故障するまでの平均値を表します。MTBF値が100万時間であれば、「100万時間に1度故障する」という意味になります。

一般的にHDDの信頼性の高さなどを表現する指標として用いられます。

現在取扱い中のSASハードディスクドライブ

2014年1月更新

ハイパフォーマンスクラスのSAS

Seagate社製 Enterprise Performance 10K シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
1.2TBST1200MM0017 SAS 6Gb/秒 64MB 2.5インチ 10,000rpm 200万時間 203g
900GBST900MM0026212g
600GBST600MM0026221g
450GBST450MM0026222g
300GBST300MM0026217g

Western Digital社製 WD Xe (Datacenter) シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
900GBWD9001BKHG SAS 6Gb/秒 32MB 2.5インチ 7,200rpm 200万時間 230g
600GBWD6001BKHG230g
450GBWD4501BKHG230g
300GBWD3001BKHG230g

HGST社製 Ultrastar C10K1200 / C10K900 シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
1.2TBHUC101212CSS600 SAS 6Gb/秒 64MB 2.5インチ 10,000rpm 200万時間 218g
900GBHUC109090CSS600204g
600GBHUC109060CSS600204g
450GBHUC109045CSS600204g
300GBHUC109030CSS600204g
ニアラインクラスのSAS

Seagate社製 Enterprise Capacity 3.5 HDD シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
4TBST4000NM0023 SAS 6Gb/秒 128MB 3.5インチ 7,200rpm 140万時間 700g
3TBST3000NM0023655g
2TBST2000NM0023635g
1TBST1000NM0023605g

Western Digital社製 WD Re (Datacenter Capacity) シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
4TBWD4001FYYG SAS 6Gb/秒 32MB 3.5インチ 7,200rpm 140万時間 750g
3TBWD3001FYYG750g
2TBWD2001FYYG700g
1TBWD1001FYYG700g

TOSHIBA社製 MG03SCA (Enterprise) シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
4TBMG03SCA400 SAS 6Gb/秒 64MB 3.5インチ 7,200rpm 120万時間 720g
3TBMG03SCA300720g
2TBMG03SCA200720g
1TBMG03SCA100720g

HGST社製 Ultrastar 7K4000 シリーズ

容量型番I/Fキャッシュドライブサイズ回転数MTBF重量
4TBHUS724040ALS640 SAS 6Gb/秒 64MB 3.5インチ 7,200rpm 200万時間 690g
3TBHUS724030ALS640690g
2TBHUS724020ALS640690g
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